子どもの名前(姓)と戸籍

離婚すると、「子供の名前(姓)はどうなるんだろう?」という疑問もあるかと思います。

離婚時に知っておきたい6項目

結果的に説明しますと、基本的に子供の姓は、離婚をして父母のどちらが親権者になっても、

母親が旧姓に戻り、なおかつ親権者となっていたとしても、子どもの戸籍と名前(姓)は変わりません。

戸籍も名前(姓)も変わらない?!

子どもの戸籍は、原則として結婚時の夫婦の戸籍に残ります。

仮に母親が親権者となった場合でも、母親と子供の戸籍は異なることになります。

つまり、母親が離婚後に結婚していた時と同じ名前(姓)を名乗っていても、

法的な観点から見ると「親権者がどちらで、実際に引き取って育てているかのはどちらか」ということは関係なく「母親と子供とは戸籍が別」ということになります。

子どもと母親が同じ名前(姓)になるには?

親権者となる母親が、子供の姓を同じにして、なおかつ、新しく作った自分の戸籍に入れる場合は、

管轄の役場に「子の氏の変更許可申請書」を提出することが必要になります。

このことからも、親権者・監護者を決めるときには、子供の戸籍や名前(姓)についても十分に話し合っておくべき項目のひとつといえます。

子供の姓は「変更しなくてはいけない」というものではない

離婚後に、子供を引き取り育てる親と子供の名前(姓)が違っていても、もちろん親子であることには変わりがないので、法律上の支障はないのですが、やはり、普段の生活で考えると「生活に不便なことが生じる」かもしれません。

子どもの名前(姓)の変更許可申立

子どもの姓と戸籍を変更するには、法的な手続きが必要になります。

離婚しても子どもの名前(姓)は基本的に変更さないので、たとえ、子どもを引き取る母親が旧姓を名乗る場合で、子どもの名前(姓)を変更するには、家庭裁判所に「子の氏の変更許可申立書」を提出し、審判の申し立てを行います。

この申し立てを行う時は、以下のように子供の年齢により手続きが異なります。

  • 子供が15歳未満:子供の法定代理人(一般的には親権者)が、その子供に代わって手続きをする
  • 子供が15歳以上:子供自身が名前(姓)を変更する申立人となり手続きをする

この手続きを受けた裁判所の許可判断の基準は、その子どもの名前(姓)を変えることが「子供の利益」になるかどうかということのようです。尚、離婚により同居する親子の名前(姓)が違う場合には許可されています。

また、その子どもが成人したとき(1年以内)には、法的な手続きを行うことで、元の名前(姓)、つまり、父親の名前(姓)に戻ることも可能のようです。

一時代前の離婚がそれほど多くはない時代には、子供の名前が変わってしまうことで「いじめ」の原因ともいわれていますし、現代では離婚後も女性が旧姓を名乗る方も多くなってきているようです。

このように、子供がいる夫婦が離婚する場合は、その子供の名前(姓)をどうするかと言うことは十分に考えなければならないことであるといえます。

子供の名前(姓)の変更は、一時の親権者の感情的な判断ではなく、やはり、子どもの幸せを考えた上で行われるべきであってほしいと願うばかりです。

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