結婚と離婚の善し悪し
結婚と離婚の善し悪し
結婚と離婚。
タイトルの通り、当然、良いこともあれば、悪いといったこともたくさんあることと思います。
結果的に「離婚を選択する夫婦」にも様々な意見があると思いますが、
どの夫婦にもいえることは、
結婚相手に、「不満が一切無く結婚前と同じ愛情を持ちつづけられている」という方たちは、
ほんの「ごく少数の方たち」だということです。
既婚女性の7割の方が、
- 夫に不満がある
- 離婚を考えた事がある
というアンケート結果もあるくらいです。
もちろん、結婚の「メリット」と「デメリット」のみで判断して結婚を決める方達は少ないと思いますが、
(メリットとデメリットだけを考えていれば、大概、答えが出てくることはないと思います)
大半の夫婦の方々の婚姻生活において「良かったこと」「悪かったこと」とは、
まさに表裏一体で
「良かったこと」は、「悪かったこと」の裏返しであったり、
逆に、「悪かったこと」も、「良かったこと」の反動が大きかったりする傾向があるようです。
ここで、離婚する夫婦の方の意見で「良かったこと」「悪かったこと」の代表例を挙げていきます。
良かったこと
- 食事
独身時代は外食・お弁当など「お一人様」が多かった
結婚して、毎日、家庭料理が味わえるようになった
など、食事に関することで満足感を得ている人が多い - 家族
孤独感がなくなった
自分を認め褒めてくれる存在が、心を癒し、幸福感を感じている
また、親戚付き合いが良好だったり、子どもができたことによる喜びは大きいものがある - 人間性
親から精神的・経済的に自立できた
など、寛容な人間的成長を実感している方も多い - 経済的な安定
将来への不安感がなくなった
共働きで経済的に余裕ができた
という意見の方もいる
これらの「結婚して良かったこと」の意見を総合して考察してみると、
「日常に精神的な安心感がある」というような良好な心の状態の人が
「よかった」と率直に自身の結婚について評価しているといえます。
しかし、その反面「悪かったこと」という評価もありますので、
ここで、「結婚して悪かった」という意見の代表例をあげていきます。
悪かったこと
- 時間
行動が抑制されるなど、自分独りの時間が減った - 経済的
お独身時代に比べて、お小遣いのやりくりの考え方がかわり、生活レベルが下がった - 付き合い
結婚したことによって生じる付き合いが増えた
これらの「結婚して悪かったこと」の意見を総合して考察してみると、
「基本的に我慢しなくてはならない」と理解しているが、
その反面の愚痴にも似た意見が多いように感じます。
結婚の善し悪しは、夫婦関係が良好のうちは、
当然、大半が「良かっこと」の方が多いということは分かりますが、
「悪かった」と評価しだすタイミングや理由も、夫婦関係に起因している印象を受け、
「良かったこと」の裏返しであるともいえます。
こちらで紹介した意見は、ごく一部のものであり、
もちろんこの他にも、様々な意見や理由・原因もたくさんあると思いますが、あなたはいかがでしょうか?
人は誰でも、「自分の選択が間違ったものではない」と思いたいものです。
しかし、現実には、何の準備もなく、ただただ感情的に離婚を決めてしまい、
離婚後に「経済的な面で失敗をした」という人はたくさんいらっしゃいます。
あなたがもし離婚を考えはじめた時に、
確たる理由(法廷離婚原因と認められる離婚の理由)がないのであれば、
その後の自身の状況が不利にならないようにするためにも、
本当に離婚を切り出す前に
結婚して「良かったこと」と「悪かったこと」
を一度整理した方がいいかもしれません。
良かったことは相手が離婚を拒否する理由にもなります。
悪かったことは相手に離婚を切り出す原因にもなります。
良かったこと、悪かったことを自分自身で整理して、
今後のことを含めてしっかりと検討してから、
離婚にふみだした方がいいのかも知れませんね。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
明日もまた頑張って良いコンテンツづくりに励むことができます。
本ページ情報が参考になりましたら今後とも応援をよろしくお願いします。