離婚届の不受理申出
こちらのページをご覧いただいている方にとって、現在、離婚問題の解決に向けて様々な知識を得ているところだと思います。
離婚するにせよ、離婚しないにせよ、この「決断」が、今後の「人生を大きく左右する重要な決断」となることは間違いないといえるでしょう。
このような人生を大きく左右する「離婚」を突然に切り出されるというケースもめずらしくは内容です。
このような場面に直面したとこには、あまりに突然すぎて、パニックになってしまったり、感情的になってしまう気持ちもわかりますが、ここは落ち着いて乗り越えていかなくてはなりません。
いきなりの「離婚」。どうすればいい?
とはいえ、離婚の話し合いというものは、一般的にもなかなか「冷静」ではいられないものでしょうし、相手と顔を合わせることすら拒否してしまうといった場合もあります。
しかし、相手が離婚を急いでいたり、何らかの事情がある場合には、「勝手に離婚届を作成し届けを出された」というケースもあるようなので注意が必要です。
離婚届の不受理申出
このような相手の理不尽な行為を防いで、落ち着いて話し合いを進めるための防護策としては、まずは「離婚届不受理申出書」を提出することをおすすめします。
離婚は「離婚届の提出と受理」により成立する
離婚届を提出する市町村役場は、届け出の受理に際して形式的な審査しか行わないものです。
つまり、記入ミスや提出書類に不備がなければ、勝手に届出をしたとしても受理されてしまいます。
なので、仮に、離婚届が提出されてしまったとすれば、「離婚は無効」として争うことは可能なのですが、この場合には「大変な手間と労力」が必要となります。
このような心配を感じているのであれば、「懸念される行為」を未然に防ぐためにも、まずは「離婚届不受理申出書」を提出しておくことをおすすめします。
これは、簡単に説明すると、所轄の市町村役場に、「離婚届を受けつけないでください」と申し出るものです。
つまり、この届け出をすることで、相手側に勝手に離婚届を作成されて、もしも提出されたとしても、その離婚届は受理されないようになります。
こういった事前防護策を知っているだけでも、相手に勝手に離婚を進められるかもしれないというような「不安定な状態」を打開するきっかけになると思います。
こういった方法も取り入れることで、あなたが、少しでも「精神的に落ち着いた状態」で、今後の離婚の話し合いを進めることが望ましいといえるのでおすすめの方法です。
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