女性の離婚の悩み
近年では、ほぼ毎日のようにメディアでも取り上げられる「離婚」
こちらのページを今ご覧いただいているあなたも
きっと「人ごと」と聞き流すことはできない状況かとお察しします。
ここで、離婚問題に直面するあなたとお相手
つまり、女性と男性が、その夫婦の離婚原因について考えはじめた時に
お互いに問題視する論点が食い違う場合があります。
これは、女性の視点と男性の視点の違いから生じるズレとも考えられるのですが、
こちらのページでは、女性の視点から見た
離婚の悩みやその解決策などの考え方についてまとめてみました。
踏み出す勇気が…
女性は、男性に比べると
- 離婚によって社会的に弱い立場に置かれるという懸念がある
- 離婚給付を受けられなかった場合、将来への不安がある
などの理由から
「なかなか離婚に踏み切れない」という人も少なくはありません。
不安があるなら、すぐ相談。
「どうしよう、困った。どうしたらいいの?」と思ってるなら、すぐにでも相談してください。
財産が全て相手名義だった場合、正式な法的処理をしなければ、経済的な裏付けもないままに「離婚を強制される」ことも考えられます。
また、一方的な言い分を主張されるなど、交渉にすらならないことも考えられます。
「いや、そんな人ではない」と高を括って失敗したというお話しも聞いています。
離婚にはその方にアドバイスする人や知識・知恵を与える人も出てくる事があるので、
「今までこうだったから」「あの人は」などと慢心せずに、
現在とこれから考えられる問題の対処を事前にしておく事が望ましいといえます。
弁護士への相談がベスト
次のようなケースの場合は、弁護士などの専門家に、まずは相談してみることをおすすめします。
交渉に応じてくれない
「仕事が忙しい」などを理由に、離婚の協議(話し合い)を求めても、
きちんと対応せずに放置されるといったケースがあります。
「交渉ができない」「交渉にならない」といった場合であれば、
躊躇せずに、弁護士などの専門家に相談しましょう。
一方的な条件を押しつけてくる
離婚条件の細かな交渉がないまま、
「一方的に条件を押しつけて」きて離婚を迫られることも考えられます。
おおよその条件が、法的な離婚の相場と一致しているならやむを得ませんが、
大きい声や威嚇的な態度で「不当な要求」を押しつけられている場合には、
断固として拒否する姿勢が必要です。
浮気していることは間違いないんだけど「証拠」がない
相手の浮気(不貞行為)をあなたが確信していたとしても、
その「証拠」がなければ裁判では「不貞行為はなかった」ものと判断されてしまいます。
離婚を切り出した後なら、当然、相手も警戒心は強くなり「証拠が集めにくくなる」ので、
事前に、「地道な証拠集めをしておく」といったあなたの行動も鍵となります。
暴力・暴言、DV(ドメスティック・バイオレンス)
日常的、継続的にDVを受け続けることで、
離婚をする気力すらなくなり、相手のいいなりになってしまうこともあるようです。
DVの疑いがあるのであれば、法的な場での離婚を視野にいれて、まずは、一刻も早く弁護士に相談することが賢明といえます。
生活費がもらえない
離婚を強制するための「兵糧攻め」として、
「生活費を渡さない」というやり方をされる場合があるようです。
しかし、夫婦である以上、離婚原因の有無をとわず、法的に生活費(婚姻費用・養育費)をもらうことができます。
「生活費が払われない」のであれば、その行為をしている相手が、
離婚原因をつくった「有責配偶者」と判断される可能性が高いので、
まずは、弁護士などの専門家に相談しましょう。
弁護士に相談したいけどお金がない
無料相談をしてくれる所を、まずはあなたが自力で探すべきですが、
おおよその金額を聞いても、経済力が無い為に弁護士の依頼費用を用意できないことも考えられます。
一定基準以下の収入の方は、財団法人日本司法支援センター(法テラス)を利用し、弁護士費用を一旦立て替えてもらう制度もあるので、あきらめずに今のあなたにできる方法を探してみましょう。
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